トイレ最先進国日本とその美学

トイレについて真剣に考えよう

WHO(世界保健機関)の発表によりますと、2013年時点での日本人の平均寿命は84歳だそうです。(男性が80歳、女性が87歳)

仮にですね、1日に3回トイレに行くと生涯で、84(年)*365(日)*3=91980(回)です。

生涯で90000回以上もトイレに行くんです。

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そんな日々時間を費やすトイレですが、あまりにも身近すぎて普段はあまり深く考えないものです。

たまーに災害時や断水時、海外旅行時などに不便を感じ、「トイレって大事だなぁ」と実感させられるものの、基本的にはそんな経験は非常にレアです。

というわけで、本日はトイレに関してよりよく知ってもらおうとこのトピックを選びました。

日本のトイレは世界一

まずは何を隠そう、僕ですね、トイレが大好きなんですよ。

トイレって、究極のパーソナルスペースだと思うんです。個室に入ることで外界から完全に隔離され、自由になれる素晴らしい場所なんです。

もちろん家や自分の部屋でも独身であれば自由になれます。ですが、 普通の人は家を1つしか持ってません。一方、トイレはどこにでもあります。つまり、トイレがあれば人はどこででも自由を謳歌できるのです。

さらにその自由になれるトイレには様々な癒し機能がついており非常に多機能です。スゴいですね、トイレって素晴らしいですね。

ですが、勘違いをしないでいただきたいのです。

この自由や癒しを満喫できるのはここが日本であり、日本のトイレが素晴らしいモノであるからです。海外ではこうは行きません。

世界のトイレ

日本のトイレが洗練されすぎていて、日本のトイレの素晴らしさが実感しにくいですよね。わかります。というわけで、僕が今までに遭遇したトイレをご紹介します。

写真は…貼らない方がいいですよね?笑

トイレットペーパーを流せない

アジア諸国に多いのですが、トイレットペーパーを備え付けのゴミ箱に捨てるタイプです。水道管が未発達なため、流すと詰まってしまうのでゴミ箱に捨てるそうです。

……一時期流行したノロウィルスなんかは、嘔吐物や便からの感染率も高いそうなのでちょっと衛生面で心配ですよね。

toiletpaper

トイレットペーパーが詰まる・無い

トイレットペーパーを流せるタイプのハズ……なのに海外のトイレは頻繁に詰まります。笑 詰まった時の恐怖感はヤバいです。

絶対に「もう一度流せば流れないかな」なんて安易に再度流してはいけません。

それで溢れてきて カーペット全取り換え・床をアルコール消毒した僕のようになります。笑

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またトイレットペーパーが当たり前の様に無いトイレが多いです。補充がされないのか、盗まれたのか……。自前のペーパー持ち込み必須です。

便座が無いタイプ

ヨーロッパやインド、フィリピンに多いそうですが、便座が無いタイプのトイレです。……座るときどうするんでしょう。座らないで、空気椅子なんですかね。

ちなみに、アメリカにもこのタイプ少なくないです。しかし、ヨーロッパと違って壊れていたり、便座が盗まれてしまったためです。

壊れたのはともかく、便座なんて盗んでどうするんでしょうね。笑

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ドアがない・しきりがない・並んでする

中国やインドに多いようです。……パーソナルスペースも何もあったもんじゃないですね。

まぁトイレなんて誰でもいくものだし、慣れれば恥ずかしくない……のだろうか……。笑 自分にはハードル高いです。

葉っぱで拭く・水で洗う

世界では未だに「紙」を使って拭く方が少数派なんだそうです。

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そういえばアメリカに留学していた頃にインドの田舎から来たクラスメイトがいました。そのクラスメイトはトイレ後は「水をかけて左手で洗う」と言っていました。

「左手は不浄の手」と宗教的に決まっているようです。ということは、インド文化圏ではみんなそうなんですかね。

という理由で、左利きや左手でご飯を食べていると怪訝な顔をされるのでインド旅行をされる方は覚えておきましょう。

ちなみに、そのクラスメイトは左手を使うのはインドにいるときだけで、それ以外の国ではその国のルールに従うといっておりました。ホッ(´Д` )=3

犯罪防止トイレ

海外ではトイレが犯罪の温床になるのを防ぐために様々な対策が講じられていたりします。

例えば、アメリカのドラマでよく見る様な下に隙間のあるタイプです。

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女性を狙った暴漢や、麻薬の売買などを防ぐために「人が入っているかどうか」を見分けやすい下が空いてるタイプのトイレになっているんだそうです。

ちなみに、こういったタイプのトイレは人が入って鍵をしてないとドアが開く様になっていることが多いです。

足が見えないのにドアが閉まっている場合、誰かが潜んでいるかもなので要注意です。

また下だけでなく、ドアの隙間もすこーし(3センチくらい)空いているタイプも多いです。

有料もしくは鍵付き

これも犯罪やホームレス対策ですね。公衆トイレやレストラン・カフェのトイレが有料だったり、鍵がかかっていたりするんです。

有料の場合はコインを入れれば開きます。そして中から開けない限り開かなくなります。たまに前の人がドアを閉めずに押さえててくれて「そのまま使っていいよ」と入れてくれます。笑

カフェの場合は店員さんに「トイレ貸して」といえばでっかいキーホルダーのついた鍵を貸してくれます。それかパスワード式の場合はパスワードを教えてくれます。

こちらも前の人が押さえていてくれることもあります。笑

大雑把に分類するとこんなところでしょうか。世界には色々なトイレがありますね。どうですか? 日本がいかに恵まれているかお分りいただけたでしょうか。

水と安全とトイレがタダな日本素晴らしいです。

日本のトイレ

では、ここからは翻って日本のトイレがいかに素晴らしいものであるかについて解説していきますね。

清潔

まずはやはり何より最初に清潔さが挙げられます。

便座やトイレットペーパーのカバーなどは当たり前のように抗菌加工が施されています。さらに近年ではアルコール除菌用のジェルや便座に敷く用のペーパーなんかも置いてあります。

素晴らしいです。

ちなみに、除菌ジェルやペーパーは海外でも先進国にならあることは多いです。ですが、ジェルのボトルが空っぽで何も出てこなかったり、地べたにこぼれてベタベタになっていたりします。笑

さらに便座に敷くペーパーも敷いて便座に座ろうとした瞬間に「自動洗浄機能」でジャーっと流れていってしまったりします。笑

ちなみに、個人的には、「清潔さ」に最も貢献しているのは上記の様な抗菌加工やジェルなどではなく、トイレを使用する人の「意識の高さ」だと思います。

そりゃたまには流れてなかったり、散乱していたりすることもあります。ですが、海外でのそういった事例にでくわす頻度と比較しても圧倒的に稀です。

情操教育としてのトイレ掃除

自画自賛みたいですが、やはりここは日本人として誇って良いところではないでしょうか。学生の頃から情操教育としてトイレ掃除をやっていない日本人はいませんもんね。おかげで「トイレはきれいに使う」「ちゃんと流す」という行動が徹底しているのでしょう。

海外では「子供にトイレを掃除させるなんて人権侵害だ」みたいな国もありますが、責任感や道徳心を養う上では非常に重要な教育なのでは、と思います。

トイレは◯◯の顔である

コレよくいいますよね。「トイレは会社の顔である」「トイレは店の顔である」なんて。トイレってやっぱり誰でも触りたくはないし、目を逸らしがちですよね。

ですが、「そんな目が届きにくいトイレが清潔でしっかり整っている=細かいところまで気配りができる」となりがちですね。というか、実際にあたってますもんね。トイレが汚い飲食店は衛生管理や味も劣るものです。

「設備が新しい・古い」というのと「清潔感がある」というのは別ですよ。古くてもいいんです。清潔感が大事なんです。

機能性の高さ

日本のトイレといえば、やっぱり機能性です。外国人が日本を訪れた際にもあまりの多機能ぶりに驚くそうです。というわけで、簡単にではありますが紹介していきますね。

functions

ウォシュレット

製作者にはノーベル賞をあげてもいいくらいの発明品です。トイレ業界のみならず全世界に大きな衝撃を起こしました。

washlet

ウォシュレットを使用したことがあって「ウォシュレットが嫌いだ」という方は見たことがありません。

たまに「公共のトイレのウォシュレットはなんか汚い気がして嫌いだ」という方もいますが、ところがどっこい最近ではウォシュレットのノズルを除菌水で自動洗浄してくれる機能付きのすごいヤツも多いです。

さらに温風乾燥機能付きでトイレットペーパーいらずのトイレもあります。エコですね。笑 自分はそれでも拭きたいとは思いますが。

ちなみに、ウォシュレットですが、日本での普及率は2010年に70%を超えているんです。ですが、海外ではまだまだこのウォシュレットの良さが広まっていません。一応販売はしているようなのですが、「トイレに対する意識の低さ」や「トイレにコンセントが無い」などの状況も相まってなかなかうまく普及していないようです。

たまーに海外のセレブがウォシュレットを購入してニュースになるくらいです。笑 マドンナやディカプリオ、ウィル・スミスがなんかが購入していったことで有名ですね。

親切設計

さらに日本のトイレには他にもこんな機能があったりします。

  • 便座が温かい
  • 自動で開
  • 脱臭機能
  • 音姫(消音機能)

便座が温かいのは冬には本当に助かりますよね。あの「ヒヤッ」が苦痛でしょうがないです。笑

自動で開くのは便座に触れなくても良いという意味では助かりますよね。でも、初めて見ると結構驚きます。

脱臭機能もすばらしいですね。活性炭と触媒を混合させた特殊なカートリッジを設置することにより高い脱臭機能があるそうです。

音姫は男子トイレにはあまり無いので知らないという方も多いですが、消音機能のことですね。まぁ確かにトイレ音が周囲に漏れるのは嫌なのでできれば男子トイレにもほしいところです。

海外では「トイレに入ったんだからすること前提なのにしている、音が漏れるのがイヤって矛盾してない?」と存在意義が疑われている機能ではありますが個人的には必要だと思います。笑

っていうか、今書いていて理不尽なことを思い出しました。笑

以前、数人の友人と飲みにいった時のことです。トイレが男女共用だったのですが、すごくアメニティーが充実していたんです。綿棒やらハンドクリーム、コットン、あぶらとり紙、爪楊枝。

で、席に戻って友人に「なんかトイレにいっぱいあった。ここすごいねぇー」と言ったら女子一同が「え、それ女子トイレだと結構普通にあるよ」と言っていました。

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……し、しらなかった(´Д` ) 女子トイレなんて入ったこともないからこんな格差社会になっていただなんて。ずるい( *`ω´)

男子トイレにもなんか置いてほしいです。なんかこう……食べ物…はいやだな…というか、トイレに長居しないしなぁ……。うーん、じゃあなんかこんなのとか↓笑

なぞなぞ

節水機能

日本のトイレは節水機能もすごいんです。正直僕も知りませんでしたが、技術は日進月歩なんですねぇ。

詳しい情報はTOTOさんのホームページに載っておりますが、1975年時には水洗トイレで大一回流すのに実に20ℓもの水を消費していたそうです。それが今では、3.8ℓです。

すごすぎですね……旧式のトイレを使っている場合最新のモノに交換するだけで年間で15000円ほどお得になるそうです。

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流れやすくするために水流の勢いだったり角度だったりを試行錯誤した結果でしょうね。すばらしい技術ですね。

トイレが多い場所で、かつ旧式のトイレを使用している施設や建物は是非新しくするべきですね。トイレ自体もいい値段がするので決して安くはないですが、数年で必ず元が取れますもんね。

それから節水で思い出しましたが、海外のトイレには流す時に「大」「小」のレバーが無いです。常に全力で流れていきます。日本の便座と違って「対座センサー」というものもないのでする前に流れてしまったり、拭いている特に流れてしまったりとにかく効率が悪いです。笑

この日本人にとっては当たり前の「大」「小」レバー(ボタン)も日本人の「もったいない文化」から生まれた国民性なんですね。

まとめ

以上です。世界のトイレと比較したことで日本のトイレがいかに優れているか理解してもらえたのではないでしょうか。

世界に類を見ない日本独自のこのトイレカルチャー。誇らしいですね。誇らしいと同時にトイレ最先進国として世界各国のお手本となるべくトイレをキレイに使っていきましょう。

2020年にはオリンピックも開かれることですし、外国人のみなさんの度肝を抜いてやりましょう( *`ω´)

おまけ

ちなみにですね、

  • 世界では3人に1人はトイレを使用できない

  • 9億6千万人もの人が屋外で排泄をせざるを得ない

  • 1日に1000人もの人が屋外に垂れ流しの排泄物からの細菌感染で亡くなっている

という事実もあるそうです。普段身近すぎてなんとも思わなかったトイレのありがたみを再認識させられますね。

この素晴らしい技術と英知の結晶である日本式トイレが発展途上国のみならず世界中に広まることを心から願っています。

参照ページ;日本ユニセフ

thedayoftoilet

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