2つの選択肢で迷った時には……

networkexternality

どちらを選べばいいんだろう

人間生きてれば選択に迷うことは必ずありますよね。

大学の第二外国語は英語にしようか、フランス語にしようか

パソコンMacとWindowsどっちを買ったらいいんだろう

車日本車と外車どっちを買おう

自分のやりたいことや目的があるなら当然そちらを選びますよね。ですが、もし特に希望があるわけでもなく、でも2つの選択肢、或いはより複数の選択肢が目の前にあったらどうですか。

その複数の選択肢の中から何を基準に1つの答えを選び取りますか?

というわけで、今回はですね、そんな状況に陥った時に役立つ一つの考え方を紹介します。

ネットワーク外部性

迷ったり困った時のネットワーク外部性です。笑 みなさんこの言葉を聞いたことありますかね? 普通に生きてたら耳にすることはなかなかない単語です。しかも、字面から内容を連想できませんね。笑

というわけで、まずは言葉の定義です。

ネットワーク外部性(ネットワークがいぶせい、英: Network externality)とは、電話などのネットワーク型サービスにおいて、加入者数が増えれば増えるほど、1利用者の便益が増加するという現象である。利用者が増えることによって、ますます利用者が増えるという、正のフィードバックが発生する。

Wikipedia参照

ちょっと難しいですね。

大学で経済学を勉強した人なんかはアメリカの経済学者ハーヴェイ・ライベンシュタインさんが1950年に提唱したbandwagon effectでわかるかもしれません。勝ち馬効果です。

ものすっごく簡単に言うとですね、何かをする時には人が多いほどイイという理論です。笑 ……なんかものすごく安っぽくなってしまいました。笑

では、冒頭の例を用いて説明していきますね。

大学の第二外国語は英語にしようか、フランス語にしようか

ネットワーク外部性という概を考慮するとですね、英語一択です。英語を選ぶべきです。

なぜか?

ハッキリした数は定かでは有りませんが、

  • フランス語の話者数は2億人ほど
  • 英語を話す人の人口は実に20億人にも上る

と言われています。世界の4分の1〜3分の1の人は英語を話せるのです。そのうち英語が母国語の人の数は約4億人です。

話者数でいえば中国語の方が上です。世界一位です。もっとも話されている言語です。ですが、中国語の方言は地域差が激しく、同じ中国語でも通じないことが多々あります。

一方、英語もですね、アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、カナダ英語、インディアン英語……etcとかなりの数がありますが通じないということはあまりありません。単語の意味が違ったり、発音は異なるものの大抵通じます。

そもそものアメリカが多民族国家であるために多種多様な文化や民族が共存しているんです。つまり、言語である英語も訛りや上手下手等すこしくらい違っても受け入れてくれる懐の深さを持っているんです。

以上の点から踏まえて英語を選択するのが(ネットワーク外部性の観点から見て)正解です。

フランス語と英語では話者数が10倍近くも違います。10倍違うとですね、本屋で参考書を探すにも、ネットで最新の論文を探すにも、youtubeで動画を探すにも、ありとあらゆる面で情報量に差が出ます

パソコンMacとWindowsどっちを買ったらいいんだろう

ネットワーク外部性の観点から鑑みると)Windows一択です。

MacもiPhoneの影響で随分とシェアを伸ばしました。ですが、それでもOSのシェアで言えば10%にも満たないです。困った時に参照できる情報量や助けてくれる友人の数(笑)にも圧倒的な開きがあります。

※Macをけなしているわけではないですよ。笑 僕はどっちも使ってますし、どちらにもいいところ悪いところはあります。自分の用途にあったモノを買いましょう。

詳しくはこちら↓

はじめてのパソコン選びで気をつけること
パソコン初購入のススメ 2016/01/17 内容を微修正しました。 初め...

車日本車と外車どっちを買おう

(ネットワーク外部性視点で見ると)日本車です。

壊れた時に得られるサポートやパーツの取り寄せの面で圧倒的に有利です。信頼性も抜群です。

僕も留学時代にアメリカでホンダ車に乗っていました。誰に聞いても「日本車にしたほうがいいよ。壊れないし、仮に壊れてもメンテしやすいし」って言われるんです。笑 なんだか誇らしいですね。

まとめ

おわかりいただけたでしょうか。人や利用者が多い。ただそれだけですが、たったそれだけのことがとても大きな力になるんです。

人が多ければ情報も多いですし、原材料をまとめて購入することで安く仕入れられ商品も安くなるんです。また、多くの人が関わるので効率があがり、より商品が洗練されます。そして安くて洗練されているので、さらに人が集まってくるんです。

あくまで一つの目安ですよ。選択に困ったらこういった考え方も良いのではないでしょうか。という提案でした。

おまけ⑴ネットワーク外部性の弱点

もちろんネットワーク外部性にも弱点はあります

例えば、上記の例で英語を選択した場合です。英語は確かに役に立つし、どこに行っても役に立ちます。得られる情報量も桁違いです。

でも、最近では英語を話せる人も多いです。なので、「英語を話せる」というだけでは大きな差はつきません。

むしろスワヒリ語のような超マイナー言語を学ぶほうが良いかもしれません。マイナーなだけに勉強は大変だし、仕事も見つけにくいでしょう。

ですが、圧倒的にライバルは少ないし、コネを見つければスワヒリ語関連の業務を独占できる可能性もあります。

次に、日本車を選んだ場合です。確かにメンテナンスやサポートは優秀です。壊れないし、長く乗れるでしょう。

ですが、日本の車は割と地味でデザインも似たり寄ったりです。しょっちゅう自分と同じ車も見かけます。人と同じモノは嫌ですよね。誰だってオンリーワンでありたいんです。

iPhoneも一時期はおしゃれで尖ってるイメージでシェアを伸ばしましたが、最近では「みんな使ってるから嫌だ」と別の機種に変える人もいるそうです。

ちなみに、この「みんな使ってるから嫌だ」という現象はスノッブ効果と呼ばれています。バンドワゴン効果のアメリカの経済学者ハーヴェイ・ライベンシュタインさんが発表したものです。笑

よーく覚えておいてくださいね。ネットワーク外部性は確かに非常に有効な考え方です。ですが、良いことばかりではありません。

大衆に迎合することで、安定感や安さ、便利さは得られるかもしれません。ですが、一方で個性や楽しみを失うということもあるのです

ある女性芸能人が尖ったファッションをする

↓↓↓

かっこいいからみんな真似する

↓↓↓

流行る

↓↓↓

流行るから安くなる、種類が増える

↓↓↓

みんな同じ格好をするようになる

↓↓↓

個性が無くなる

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